犬は月をめざす

もっとブワァー!ときてボーンと!

『るろうに剣心』を観たんご。

Kindleストアの無料本に、るろうに剣心の1、2、7、8巻があったのでDLして見ていたら、腹の奥からふつふつと『実写がみたい!実写がみたいぞおぉ!』という欲が湧いてきたので、意気揚々とTSUTAYAさんで借りてきました。 どこかの誰かさんの狙いにまんまと引っかかってる感がハンパないけど、ええんや!これでええんや!

いやはや良かったです。 普通に面白かったし、香川照之は相変わらずイッちゃってるし、蒼井優は相変わらずちょっと影のあるいい女だし、タケルはアクションうまいし、江口洋介牙突してるし。うんうん。 特に、恵役の蒼井優が好きだなぁ。 腹に何かを隠してるミステリアスさ、自分の魅力を知った上で男を見つめる嫌らしい狡猾さ。 蒼井優ってそれを、すごく、すごーく自然にみせてくれる役者さんだとおもう。 『花とアリス』を観たときも同じことを思った。女の複雑な心の機微を、その表情にすべて映していると思う。複数の感情を一つの顔に集約させてると思う。それでいてキャワイイのだからもうなーーんにも言うことないよ蒼井優すきだよーーー。

剣客ものをみたあとはいつも、強さとはなにか?と考え出してしまいます。考え出しても答えは出ないんですけど。なにそれ考える意味ないじゃんっておもうかもしれないけど、考えることと答えを出すことはイコールじゃないって小林秀雄が言ってたからええんや!!ええんやー!!